はじめに
インボイス制度について、「登録しないと仕事がなくなるの?」「登録すると損するの?」と不安に思っている方はとても多いです。
結論から言うと、「人によって正解が違う」です。
この記事では、中学生でも理解できるように、図を使いながらやさしく解説します。
———————————–
第1章 インボイス制度とは?
———————————–
■ひとことで説明
インボイス制度とは
「消費税をちゃんと計算するためのルール」です。
お客さん →(税込110円)→ あなた →(消費税を国へ)
今までは、この「消費税10円」をそのままもらってOKな場合がありました。
しかしインボイス制度では、
「ちゃんと登録している人だけが正式な請求書を出せる」仕組みになりました。
———————————–
第2章 登録しないとどうなる?
———————————–
インボイスに登録しなくても違法ではありません。
ただし、ビジネスでは次の4つのリスクがあります。
① 取引を切られる可能性
企業は「消費税を控除できない相手」とは取引したくない場合があります。
② 値引きを求められる
例:
売上100万円 → 10万円の値引き要求
→ 年間120万円の損
③ 新規の仕事が取りにくい
企業は「登録済み」を条件にすることが増えています。
④ 信用が下がる
登録番号がないと「小規模」「本気でない」と思われることがあります。
———————————–
第3章 登録するとどうなる?
———————————–
登録すると「課税事業者」になります。
売上100万円
↓
消費税10万円もらう
↓
経費で払った消費税を引く
↓
残りを納税
■ポイント
・今まで手元に残っていた消費税を納税する必要あり
・手取りは減る可能性あり
———————————–
第4章 税金はどれくらい増える?
———————————–
■例① 売上500万円
消費税:約45万円
納税(簡易課税)約22.5万円
→ 2割特例なら 約9万円
■例② 売上1000万円
消費税:約91万円
納税 約45万円
→ 2割特例なら 約18万円
———————————–
第5章 業種別の判断
———————————–
■登録した方がいい
・建設業
・IT
・コンサル
・企業相手の仕事
■しなくてもいい
・飲食店
・美容室
・小売
・個人向けサービス
■迷う
・フリーランス
・講師
・デザイナー
———————————–
第6章 判断チェックリスト
———————————–
① 取引先は企業が多い?
② 売上1000万円を超えそう?
③ 今後拡大したい?
④ 同業者は登録している?
⑤ 事務作業に対応できる?
3つ以上YESなら登録検討
———————————–
第7章 最重要ポイントまとめ
———————————–
・登録は義務ではない
・でも仕事に影響あり
・BtoBなら登録が有利
・BtoCなら未登録も有利
・2割特例はチャンス
———————————–
まとめ
———————————–
インボイス制度は「税金の話」ですが、本質は「取引のルール」です。
■判断の軸
・取引先
・利益
・将来
これを冷静に見て決めることが重要です。
