暗号資産の税金が変わる?中学生でもわかる超やさしい解説

2026年度の税制改正で、暗号資産(仮想通貨)の税金の考え方が大きく変わる予定です。これまで難しいと言われてきた暗号資産の税金について、中学生でも分かるように、説明します。

① そもそも「所得区分」ってなに?

国は、もうけ(所得)を種類ごとに分けて、税金の計算方法を決めています。

【これまで】

暗号資産の利益 → 雑所得(ざつしょとく)

・給料などと合算して税金を計算

・もうかるほど税率が上がる(最大55%)

【これから(予定)】

暗号資産の利益 → 譲渡所得(じょうとしょとく)

・株やFXと同じ「申告分離課税」

・税率は一律 約20%

② 図で見る税金の違い

【総合課税(今まで)】

給料 + 暗号資産の利益 = 合計に高い税率

【分離課税(これから)】

給料 → 今まで通り

暗号資産 → 約20%で別計算

③ 実際どれくらい安くなるの?

例:給料500万円、暗号資産で500万円もうけた場合

・今まで:約169万円の税金

・改正後:約133万円の税金

→ 約36万円も税金が安くなります

④ いちばん大きなメリット

暗号資産で大きくもうけても、税率が上がらないことです。

今までは、もうかるほど税率が上がる仕組みでしたが、これからは金額に関係なく約20%で固定されます。

⑤ 損をしてもムダにならない仕組み

新しく「損失の3年間繰越控除」が導入される予定です。

これは、今年の損を、次の年以降のもうけと相殺できる制度です。

【例】

2027年:100万円の損

2028年:200万円のもうけ

→ 200万円 − 100万円 = 100万円にだけ税金

⑥ 注意点もある

もともと税率が低い人は、逆に税金が増える可能性があります。

また、すべての暗号資産取引が対象になるとは限らず、取引の種類によっては今まで通りの課税が残る可能性もあります。

⑦ まとめ

・暗号資産の税金は大きく変わる予定
・高所得者・大きくもうけた人ほど有利
・損をしても将来に活かせる
・ただし条件付きなので注意が必要

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