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はじめに
2027年から「厚生年金の大きな改正」が始まります。
それが
標準報酬月額の上限引き上げです。
この改正は一部の人にとっては
- 手取りが減る
- 会社の負担が増える
という「負担増」になる一方で、
- 将来もらえる年金が増える
というメリットもあります。
この記事では、難しい専門用語を使わずに
中学生でも理解できるレベルで完全解説します。
1. 標準報酬月額とは?(超重要)
まずここを理解しないと全てがわかりません。
■ 結論
👉「給料をざっくり区切った数字」
■ なぜこんな仕組みがあるの?
例えば…
- Aさん:623,000円
- Bさん:627,000円
このまま計算すると超めんどくさいですよね。
そこで👇
■ 図で理解
実際の給料 → グループ分け → 標準報酬月額605,000~635,000円 → 62万円
つまり
👉 細かい金額は無視して、区分で計算する
■ ポイントまとめ
- 実際の給料は使わない
- 等級(1~32)に分ける
- その金額で保険料を計算する
2. 上限引き上げとは?
現在の上限は👇
👉 65万円
これが段階的にこうなります👇
2027年9月:68万円
2028年9月:71万円
2029年9月:75万円
■ 図で理解
【現在】
上限:65万円
それ以上は全部「65万円扱い」↓【将来】
上限:75万円
高い人ほど負担UP
3. 影響を受ける人
■ 結論
👉 月収65万円以上の人だけ
■ 影響なしの人
- 月収65万円未満 → 変化なし
■ 影響ありの人
- 月収65万円以上 → 保険料アップ
4. 保険料の計算方法
■ 基本式
標準報酬月額 × 18.3% ÷ 2
(会社と半分ずつ払う)
■ 具体例
月収63万円の場合👇
標準報酬月額:62万円62万円 × 18.3% = 113,460円
本人負担:56,730円
■ 図
会社:56,730円
本人:56,730円
合計:113,460円
5. 上限引き上げで何が起きる?
■ 結論
👉 高所得者の負担が増える
■ 具体的な増加額
2029年時点👇
- 約9,100円増(総額)
- 実質負担:約6,100円増
6. 影響① 手取りが減る
■ なぜ?
会社が給料から天引きするから
■ イメージ
今:手取り50万円
↓
改正後:49万4千円
👉 給料は同じでも減る
7. 影響② 将来の年金は増える
■ なぜ?
年金は「過去の給料」で決まるから
■ 図
給料が高い
↓
標準報酬が高い
↓
保険料が増える
↓
将来の年金が増える
■ ポイント
👉 負担増=損ではない
8. 企業への影響
■ ① 保険料負担増
会社も同じ金額を払う
👉 従業員1人あたり +約6,000円
■ ② 事務負担増
- 毎年制度変更
- システム改修
- 従業員説明
■ ③ 経営への影響
- 人件費アップ
- 利益圧迫
- 賃上げ検討
9. 企業の対策
■ 必須対応
- 社員への説明
- 給与システム更新
- コスト試算
■ 重要ポイント
👉 「知らなかった」が一番危険
10. まとめ(重要)
今回の改正は👇
■ デメリット
- 高所得者の手取り減
- 企業の負担増
■ メリット
- 将来の年金が増える
■ 結論
👉 「今の負担」か「将来の安心」かのバランス制度
